更年期に限らず、身体の変化を正確に知るのに基礎体温計は重要です。更年期障害の診断や治療のバックデータにもなるので、普段から基礎体温計はつけておいたほうが役に立ちます。


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よく更年期と更年期障害、そして閉経を一緒にしてしまう人がいますが、それらは厳密には全て別物です。
フィジカルデータをチェックしていれば分かることなのですが、それぞれの値は違ったものになっているはずです。
この時、重要になってくるのが基礎体温。
この基礎体温によって更年期へ入ったかどうかや、閉経したのかどうかなども分かるようになっているのです。
若い時には妊娠などの関係で基礎体温をチェックしている女性は多いと思いますが、年齢を重ねるにつれ基礎体温を定期的に測る人は少なくなっていきます。
「いまさら」という気持ちもわかりますが、子供を生んで一安心ではなく、せっかく基礎体温を測る習慣をつけたのですから、その後も出来れば図っていくほうがいいと思います。
これは妊娠などだけでなく、身体の健康維持という面でも大変メリットのあることです。
更年期には女性ホルモンの分泌バランスが劇的に変化します。
更年期の基礎体温をつけていればこれに早い段階できづくことも出来ますし、それはつまり更年期障害などにも早めに気付ける、ということです。
更年期障害だと気がつかないと頭痛やイライラなどの理由が分からず、薬を飲んでも一時的なもので一向に症状が改善されない、ということにもなりかねません。
日常から基礎体温をはかり、グラフとして保存しておけば、そのグラフの推移から自分の身体が今どんな状態にあるかが自然と分かります。
これは年齢に関係なく、病気を早期治療する場合などには大きなアドバンテージになると思います。
更年期障害の症状は動悸や息切れ、発熱、血圧の上下などの器質的なものと、倦怠感やいらいら、理由の無い不安や情緒不安定などの精神的な症状に分類されます。
これらの症状はどちらの場合も単独で表出することは少なく、器質症状と精神症状が互いに絡み合いながら現れるケースがほとんどです。
治療に関して男性女性ともにホルモン療法が現時点ではもっとも有効とされていて、その外に漢方薬や精神安定剤を用いた治療法も存在します。
更年期における基礎体温の記録データはこのホルモン療法を行う際にも治療の手助けになり、どの治療をどの段階で行えばいいのかを判断する大きな基準になってきます。
この記録をつけている場合には、更年期障害の治療がよりスムーズに、より早く行えることが多いのです。
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【更年期辞典】

